茨城空港から台湾桃園空港までの格安チケットを入手したため、台北から高雄までの台湾高速鉄道(以下「高鉄」)に乗ることを目的に台湾へ行ってきました。
今回の旅は旅行会社等を全く利用せず、個人予約のみの旅です。
また、格安チケットも1名分のみを偶然に入手したため、単独行の旅となりました。
ホテルの予約、高鉄の予約、空港から台北駅までのバス予約等、全て事前にネットで予約できました・・・便利な世の中になったものです。
茨城空港20:00発「タイガーエア台湾」の飛行機です。


LCCのため座席は狭く、機内サービスもありません。

時差―1時間で23:00前には台湾桃園空港に着くことができました。


この時間になるとMRT(市内地下鉄)も運行しておらず、タクシーを利用すると台北まで7~8000円程度掛かってしまうため、24時間運行のバスを利用することにしました。夜間でも30分間隔くらいで運行しているので、安心です。料金も数百円です。



ホテルはバスで台北へ向かうことを考え、台北駅前のホテルを予約しました。
バスは台北駅のバスターミナルへ着きますが、建物(ビル)の中着のため現在地が全く分かりません。
空港でスマホのSIMカードを購入していたので、グーグルマップを頼りにホテルを探します。深夜の台北駅周辺でのホテル探しは不安なものです。

無事ホテルも見つかりチェックイン後1Fにあるファミマ(全家)でA等を購入し、一杯&シャワー後就寝となりました。


ホテルチェックイン時に持参したポケトークを使用しようとしたのですがデータ通信が×で使えません。単独行のためポケトークを活用しようとしていたのに、ガッカリ。
これから4日間拙い英語で対応しなければなりません。帰国後調べてみるとポケトークの会社の不手際で、我ポケトークはデータ通信が不可になっておりました。センター作業で回復してもらうと共に使用期間も延長してもらいました。
テレビは98NHK WORLD PREMIUMが受信可能なので、NHKの番組が視聴可能です。

昼間の全家とホテル



2日目は目的の高雄へ向かいます。
広い台北駅構内を「高鉄(THSR)」の表示を頼りに高鉄のチケットカウンターへ向かいます。



予約完了時メールで送られてきたバウチャー(voucher)のQRコードを窓口へ見せると、外国人用の「台湾高鉄周遊券・3日パス」を発行してくれます。


価格も安く、3日間高鉄乗り放題で、9000円くらいです。
翌日も台中へ行こうと思っておりましたのでその旨を伝えると、2日分の座席を予約してくれました・・・親切ですね。
指定された席に座ると、全く日本の新幹線。


ちなみに「月台」はプラットホームの意味。
途中の高鉄台南駅前には巨大な「三井アウトレット」があります。


高鉄は高雄駅までは行かず、「左營駅」までです。
左營駅から高雄駅まではMRTです。
ちなみにエスカレーターは関西と同じに右側に沿って乗ります。

左營駅で「悠遊卡(ヨーヨーカ)」を購入します、
- 悠遊卡は、台湾版Suicaで交通機関等に使えるICカードです。
悠遊卡でMRT紅線に乗り、高雄の一つ先の駅「美麗島駅」で降ります。

ここの駅構内には4500枚ものステンドグラスを使用した天井があります。


「ニューヨーカーが夢見る世界で最も美しい地下鉄駅」のランキング2位になった事もあるとか・・・素晴らしい駅です。
ストリートピアノもあります。

構内でキリン一番搾りの店(高雄啤酒店TAKAO BEER HOUSE CO)を発見したので、昼食にします。ポークカレーと一番搾り・・・Good




アジアではやはり「キリン一番搾り」が人気のようです。
以前上海在住の知人(中国人)に好きなビールを尋ねたところ「キリン一番搾り」しか飲まないとのこと・・・「青島ビール」は?と尋ねたところNOの一言
何と栃木県芳賀郡市貝町の「惣誉」があるのにびっくり!!!

早速「惣誉」の分身でもある山武氏に報告
美麗島駅周辺



ここからMRT橘線に乗換、海岸の「哈馬星駅」へ向かいます。
駅を出ると公園になっております。




消防署もあります。

岸壁には台湾海岸警衛隊の船も停泊しております。



少しの緊迫感がありますが、周辺は穏やかな雰囲気です。
対岸の「旗津」へのフェリーがあるので乗ってみる事にしました。


穏やかな港内を進みます。


バイク可のフェリーは凄い数のバイクを運んでおります。

港近くにある「旗津天后宮」

色々な船が通ります。


海岸で少し休んで、バイク可のフェリーで対岸へ戻ります。


フェリーを降りてから近くのスタバで小休止(暑すぎたため画像なし・・・忘れた)
哈馬星駅から高雄駅へ向かいます。


駅周辺は都会です。


高雄駅から左營駅へ戻り、B+つまみを購入し、台北駅へ戻ります。



海外初の居酒屋新幹線・・・これで今回の目的ほぼ達成
台北駅に戻り、夕食の時間ですがあまり空腹感がなく、構内をブラブラ
前日から気になっていた丸亀製麺を食してみたくなりました。




麺はまあまあですが、かき揚げがいけません・・・しっとりとしており天つゆも甘すぎでべとべと・・・まあ70点かな、価格は日本と同じくらい
そういうことで今回は台湾進出の日本食を食べてみようと思います。


地下街には前面鏡張の所が何箇所かあり、そこでは若い男女がダンスのレッスンをしております。良く見ると日本の店が目立ちます。


3日目の朝食はホテル近くの「すき家」で頂きます。

店に入ると店員から「スマホでQRコードを読み込み、そこから注文してくれ」との指示

QRコードを読み込むと中国語と英語の表示しかなく、仕方なく英語を選ぶと、電話番号、氏名の入力表示
その他、飯orお粥、味噌汁orスープetcと入力項目が多くなかなか注文出来ません。
このまま帰るのも癪なので何とか入力しました。

味は全体的に合格なのですが、すき家はこの一回で止めました。
価格は日本と同じくらいです。
台中行きの高鉄まで時間があるので、初日に迷ったバスターミナルを散策します。


バスターミナルは駅裏の高速道路に直結したビルで、ここから地下道を通り台北駅に抜ける通路は昼間でもよく分かりません。
桃園空港行きのバス乗り場を確認し、高鉄で台中へ向かいます。

高鉄台中駅から徒歩で隣接している新烏日駅に向かいそこからMRTで台湾鉄道(以下「台鉄」)台中駅へ向かいます。






台鉄台中駅を降りると少し内陸のためか、凄い暑さです。

旧台中駅を見ながら、駅近の「宮原眼科」を目指します。




宮原眼科は、1927年の日本統治時代に日本人眼科医宮原武熊が建設した台中最大規模の眼科診療所で、その建物を利用したスイーツ店です。
店内はハリーポッター感があるとかで、人気の店です。


私は特に欲しい物もなく店を出ます。
近くに台中公園等もあるとのことですが、とにかく暑いので駅方面へ戻ります。
途中旧駅舎内に喫茶店があったので一休み






駅構内のフードコートで昼食を頂きます。


エアコンの世界から外に出たくない。
トイレは「廁所」ですね。

日本は「厠(かわや)」
「がんだれ」と「まだれ」の違いがありますが、意味は分かりますね。
戻りの高鉄まで時間があるので喫茶店のはしごです。


台鉄台中駅からMRTに乗り新烏日駅で降ります。新烏日駅から徒歩で高鉄台中駅へ向かいます。


高鉄台中駅構内にも日本の店がいっぱい



回転すし店もあり、結構混んでおりました。

時間があるので待合室で一杯


台中→台北間で日が落ちます。

夕食はホテル隣の「新光三越」で頂きます。
店内は全く日本のデパートと同じです。
12Fに「さぼてん」があったので、ロースかつと台湾ビールを頂きます。

味は日本と全く同じ・・・まあ美味い
4日目は帰るだけです
早めにバスターミナルへ行きます。

昼間の高速道路は快適です。

桃園空港でチェックイン後、空港内を散策します。

何処も混んでいるので、搭乗手続き等を行い出発デッキで待ちます。


そこにはこんな看板がありました。

台湾桃園空港14:20発のタイガーエア台湾での帰国です。

行きは通路側でしたが帰りは窓側


雲が多く下が良く見えませんが、グーグルマップにより現在地が確認できます。

機内の雑誌に「SAZA COFFEE」の宣伝があります。

茨城空港着

今回は一人旅の為か、日本への入国検査で細かく見られました。
初めての経験でした。(悪い事はしてないのに)
日本時間は+1時間のため、到着後は不思議な感覚です。
今回は天気も良すぎるくらい良く、目的も達成出来たため、満足・満足の旅でした。
心の中は次何処へ行こうかな・・・???

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